私は主に保険の入れ歯や銀歯など【技工物】を作成してます。基本的に毎日30分ほどココへ来て、院長と技工物のやり取りをしております。
いつ頃から一緒にお仕事をされているのですか?
弊社とは前社長時代からお付き合いをさせていただいており、先代の目が悪くなってしまってからは私が担当させていただくようになりました。私自身は2014年頃から付き合いになりますかね。
お仕事が丁寧ですよね。印象(歯の型を採ること)もとても綺麗ですし、形成(詰め物かぶせ物を入れられるように歯を削って形を整えること)もとても丁寧に削られてますね。 それと非常に特徴的なのは、完成した技工物が患者さんの歯に合わないと、町田先生は『どこが悪かったのか?・なんで適合しなかったのか?』と調べて解決を図ろうとされる方です。私もずっとやってきて初めてです。こういうDrは。
他のDrはどう対応されているのですか?
.合わないモノを入れるってことは、2次カリエス(虫歯が再発すること)にもつながるので、どこの先生もされないでしょうけど、大抵はもう一度患者さんに印象を採らせてもらって、やり直しますね。けどそれって、結果的には患者さんに負担を強いることにもなりますので。
職人気質の強い先生ということですかね?
そう言えるかも知れませんね。仕事へのこだわりというか、ストイックですよね診療に対して。
今日はありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
私は消耗品をはじめとした歯科材料の受発注や新しい機材の紹介をメインに行ってます。1日に15軒くらい歯科医院を回ってますが、ここへは週に1日来る程度の頻度ですね。
いつ頃からのお付き合いですか?
.そうですね、2012年くらいになりますかね。
設備的なことを言えば、口腔内バキュームや滅菌レベルの高いクラスBの滅菌器をご購入いただいていたりするので、【見えない部分=清潔さ】 に力を入れられている印象はありますよね。
町田先生の材料や機材を選ぶ基準ってどんな所だと思いますか?
.先生は【性能を重視】されますよね。例えば接着剤であれば、どのくらい固まるとか、ハサミであれば切れ味とかを気にされてますよね(笑)
今日はありがとうございました。
こんなんでよろしかったでしょうか(笑)ありがとうございます。
私は自費の補綴物(保険適用外となる技工物)を専門に作製してます。クリニック側とのやり取りは電話やメールが基本でここへ来ることはほとんどありませんね。
町田先生は診療へのこだわりが強いDrという話を聞いているのですが、いかがですか?
.そうですね、他の先生に比べて妥協が少なく、こちらに届く印象物(歯型を採った模型)を見てもいつも完成度が高いですよね。あとは町田先生の意向として自費の技工物に関しては、誰が作っているのが【顔が知れているモノ】を使いたいというか、面識のない技工士が作ったモノは使いたがらないです。そのためウチのラボ(技工所)には他にも技工士がいるのですが、市ヶ谷.歯科のモノは全部僕が作ってます。 人と人との信頼関係を大事にされるってことなんでしょうね。
自費と保険の差って細かく話すといろいろあるんですけど、一番シンプルな違いは保険だと作業作業で人が決まっていたりするんですね。模型診断・ワックスアップ(Waxを盛り上げて歯の形をつくること)・研磨ってそれぞれ担当がいて分担制で作るのですが、自費だと一人の技工士が最初から最後まで一貫して作製してゆくことが多いですね。
一つの作品を作り上げる【アート】に近いような印象を受けるのですが?
それは言い過ぎかもしれせんが、価格も高価ですし、一つ一つの歯を作る時は常に責任と自覚を持って取り組んでいるのは間違いないです。
最後にお聞きしたいのですが、技工士の視点で見た良い歯科医院っていうのはどんなクリニックでしょうか?
大体の患者さんが、歯が悪くなってから来院されるので、歯医者さんで悪い部分を削ってもらって、その削った部分に僕たちが作った技工物を入れる事になるんですけど、どうしても天然歯に比べたら不利な状態は否めないです。ですから高価な技工物を入れたらそれで終わりではなくて、入れた物のメンテナンスをしっかりとしてもらえるかが本当に重要なので、ただ上手いだけでなくそういう所まで考えてくれる歯科医院ではないかと思います。又患者さんも積極的に定期検診やリコールに行って、技工物を長持ちさせて頂きたいです。
そういう意味では歯科衛生士の存在はとても重要ですね。
それは間違い無いですね。ここの歯科衛生士さんもすごく仕事熱心だと町田先生からは聞いてます。
そうですか。今日はありがとうございました!